こんにちは、ひがし保育園です。2、3歳くらいになると、何でも自分でやりたがる姿が見られるようになります。

余裕があるときは、「すごいね~」なんて言いながら優しくつき合うこともできますが、子どもって時間のないときにかぎって、「これ○○ちゃんがやるの~」「じぶんで~!」なんて言いだしますよね。(笑)

「急いでいるから今日だけお願い!」なんて言えば言うほど頑固になってしまい、朝からワーワーギャーギャーと大騒ぎしているのは、どこの家庭でもあることです。

「自分でやりたい」という主張には、挑戦、自信、楽しさ、試し行動…など、はじめはいろいろな動機があります。

しかし、その気持ちを受容されずに自発的な思いを制止されたり、禁止されたりすると、それは、「自己決定」ができないという認識につながってしまいます。

つまり、「自由がうばわれちゃう!まずいぞ!よし反抗しよう!」という心理が働いてしまうのです。

こんな場合は、試しに何でもいいので「自分できめる」という体験をさせてあげてくださいね。

子どもが拗ねてしまい、何をするのも嫌だと拒否しているなら、「着替えるのと、歯磨きするのどっちがいいかな?」とか、

「こっちからやってみる?それともこっちかな?○○ちゃんならどうしたい?」と選ばせてあげるのです。

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そうすることによって、子どもが自己決定できる安心感や、自由を感じることができるようになります。

ひがし保育園には、「…それとも先生と大好き~って抱っこする?」なんて素敵な選択肢を示す保育士もいます。

子育てにはいろいろなテクニックがあり、私も子育ての協力者としてお役に立てる情報を提供させていただきますが、

子どものことを軽視したり、コントロールすることはおすすめしません。

大切にされ、理解され、人として尊重されることや、そのような温かい心にふれることによって人生が豊かになることを、

みなさんがお手本になって示していただくことを願っていますね。