こんにちは、ひがし保育園です。今日から12月、今年もあと一ヶ月ですね~。
「自由」というと、他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っていることをいい、
「わがまま」は、自分の思いどおりに振る舞うこと。気まま、ほしいまま、自分勝手などをいいます。
似たような言葉ですが、実は「自由」と「わがまま」には区別する境(さかい)があるようです。
令和4年現在、一万円札に歴史上の人物として顔が印刷されている福沢諭吉さんは、著書「学問のすすめ」の中で以下のように記しています。
『自由とわがままとの境は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり』
つまり、「自分の思い通りにしてもいいけど、人の「自由」を妨げるのは「わがまま」ですよ~」という意味であるといえます。
幼い子どもは発達的に「自己中心的思考」の時期にいるため、この違いをまだ理解できません。
「脱中心化」という、客観的な思考をもてるようになってくるのは7歳くらいからだといわれていますので、もう少し気長にまってくださいね~。
悪気もなく、他人の自由を奪おうとも考えていない素直な彼らは、ただの「自由人」なのです。(笑)