こんにちは!ひがし保育園です。(^-^) 今朝はひんやりと寒く感じました。日中との気温の寒暖差が大きいので、体調に気をつけてくださいね~。

園庭で遊ぶ5歳児(ぞう組)と3歳児(ひつじ組)の子ども達。

幼児教育として、今世界的に注目されているのは「非認知的能力」です。これは学力、IQ等のように数値化して認知できない(目に見えない)能力をいいます。

ノーベル経済学賞に輝いたジェームズ・ヘックマン氏は、この「非認知的能力」の40年以上にわたる研究の報告として、

「非認知的能力」を高める幼児教育を受けた子どもと、そうでない子どもを比較すると、

大人になってからの雇用形態、学歴、所得などが大きく影響し、優位性があることがわかりました。

「非認知的能力」とは、大きくまとめると『自己肯定感が高い』『あきらめない粘り強さ』『コミュニケーション能力』『感情をコントロールする力』等です。

では、このような能力を育む為にどうするか? 何をすればいいの?

インターネットで検索すると、「安心感を与える」「チャレンジを見守る」「共感する」等いろいろな答えが見つかります。

しかし、「ついつい叱ってしまう」「イライラしてしまう」「頭でわかってても…」

そのようなお気持ちの方もいらっしゃいますよね。(;^ω^)

「非認知的能力」を高める為に、実はこれ以外にもう一つ大切なことがあります。

それは支援をうけることです。

ヘックマン氏の研究報告によると、毎週「牧師」が家庭訪問を行い保護者の話を傾聴したり、様子を見守っておりました。

一人で悩まず、誰かと繋がることは大人になっても大事です。

子育てをしていると、うまくいかないこともあります。失敗することもあります。

「安心感を与える」「チャレンジを見守る」「共感する」

子どもより先に、私たち大人が実感することが大切だと感じています。

近くに牧師がいなくても、安心してくださいね。

私たち保育園の職員がいますよ~。(*^-^*)