こんにちは!ひがし保育園です。(^-^)

スケッチブックにお絵描きをする3歳児(ひつじ組)

イメージしたり、色を重ねたり、ただグルグルとクレパスを動かしてみたり…楽しんでいます。

「見て見て~!(≧▽≦)」と絵を見せてくれる子ども達。

こんな時、皆さんはどんな言葉掛けをされますか?

さて、今日は子どもを「褒める」コツをご紹介いたします。

「褒められる」ことは、子どもにとって嬉しい経験ですが、

「褒められ過ぎる」と、かえってプレッシャーに繋がる恐れもあります。

あるアメリカの大学の研究によると、3歳児・5歳児対象としたカード当てゲームを行った際、「賢いね」「頭がいい」と『褒められた』子どもが、ズルをしたり、不正行為を働いてしまう可能性が高いという、驚きの結果が出たようです。

「結果を出さないといけない」「できる子じゃないといけない」…そんな風に自分自身を追い詰めてしまったのかもしれませんね。

では、どのような言葉掛けが適切か… お勧めする方法は2つあります!(*^▽^*)

1つめは、『そのまま伝える』ことです。

何をそのままかと言うと、『子どもがしていること』をそのまま言葉にするだけなのです。

「クレパスで、ぐるぐる動かしてみたんだね~」「いろんなクレパスをつかったんだね~」「なんとなく動かしてたら、模様が出てきたね~」等と、

子どもが行ったこと、結果に繋がったプロセス等をそのまま伝えてあげるだけです。

いかがでしょうか? これなら何もプレッシャーはかかりませんよね。(^-^)

子ども達も、理解し、共感してもらうことで、「次は、どんな絵を描こうかな」等と意欲が湧いてきます。

2つめは『私メッセージ』で褒めることです。

自分が感じたこと、思ったことを「私は○○だと思っている」と自分の目線から相手に伝えることです。

「お母さんは、この絵が素敵だと思うわ」「わ~何だか楽しさが伝わってくる感じがする(^O^)」

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「あなたが○○だから評価する」のではなく、「自分がそう思っている」と伝えるだけなので、子どもを評価をしているわけではありません。

この『私メッセージ』は、他の子育ての場面でも応用可能です。例えば、「お片付け頑張ってる姿がかっこいい!」「○○ちゃんがやっていること、先生嬉しいな~」等…。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。