こんにちは!ひがし保育園です。(^-^)
今日は2歳児(こぐま組)の部屋の様子です♪
スイスの心理学者ジャン・ピアジェは、「子どもの思考」は「大人の思考」と異なり、4つの段階があるという「思考発達段階説」を研究しました。
私たち保育所職員も、保育士の資格を取得する際にこれを学んでいます。
ピアジェの発達段階では2歳~7歳くらい子どもの思考は、「自己中心性」が特徴的であるとされています。
つまり、「世界は私を中心に回っている!(*^▽^*)」 こんな感じの考え方です。
ワガママな姿が見られるのも、
思い通りにならなくて、ときどき癇癪を起してしまうことも、
お友だちと気持ちがぶつかってしまうのも、
今は、そんな発達段階だということですので、ご安心くださいね。(*^-^*)
2歳児の子ども達が「かくれんぼ」をする時、自分の顔だけを隠して「かくれたつもり」になっている姿も、
自分に見えないことは、他人も見えないという「自己中心性」が要因なのです。(^-^)
他にこの時期は、「自分が知っていることは、他人も当然知っている」と思い込んでいます。
子どもと話をしていると…
子「せんせ~、はなちゃんのとこに行って、めっちゃ楽しかったの!(≧▽≦)」
先生「はなちゃんって誰? お友だち?」
子「ちがうワンワン!!」
こんな会話、よくあります(笑)
大人の「あたりまえ」は通用しないことが殆どです。( ;∀;)
子育ての「やりにくさ」を感じてしまうこともありますが、
子どもと大人は、「ちがう」ということを理解することによって、
「そうなんだ」「わざとじゃなかったのね~」など…
少しだけ気持ちに余裕ができるかもしれませんよ。(^-^)