こんにちは、ひがし保育園です。心が開かれている人は自分の考えだけでなく、相手に共感することができ、より良い人間関係を育むことができるようになります。

また、思考に柔軟性があり、困難なできごとが起こったとしても、プラスに考えて取り組む姿勢も見られます。

実は、子どもはもともとオープンマインドな傾向にあり、自分の周りのできごとに心を躍らせていつも楽しんでいます。

ところが大人になると、先入観や思い込みに囚われてしまい、目の前の出来事を「自分フィルター」を通して解釈するようになります。

長年の経験からの予測や、それに関する思考は無意識的に浮かんだものですが、この「自分フィルター」は
「生きにくさ」を引き起こす原因となってしまうのです。

「○○できないと小学校で困る」「○○できないと社会で生きていけない」
そのような予想は、どれほど的中率が高いのでしょうか。

ほかに、人は自分以外のことを軽視してしまうことがありますので、「きっとこうにちがいない!」という考えに囚われてしまうと、相手に共感することが難しくなってしまいます。

「もしかしたらこんな事情があるのかもしれない」「もしかしたら、何か悩んでいるのかな」「こんな良い面があるのかもしれない」

一つの結果には、いろんな要因や表面的には見えないこともあり、「自分フィルター」が役立つのは、自分自身を納得させ、自分の可能性を狭めるだけなのかもしれません。

さらに、子どもへの影響を考えると、私はオープンマインドをおすすめしたいと思っています。

子どもが「言うことを聞かない」のは、反発なのか、それとも…

親といえど、人間なので失敗してしまうことはあります。私なんて失敗だらけです(笑)

「自分フィルター」に気がついた際は、深く深呼吸をして、ご自身の心を広げてくださいね。