この日は、3歳児クラスで、おやつ作りがありました。ペースト状にした、秋の味覚「さつまいも」を、保育士が焼いたホットケーキのうえにのせて、子ども達が自分で好きに塗りました。
ホットケーキが焼きあがっていくと、お部屋に甘いにおいが漂ってきました。子ども達のワわくわくもホットケーキみたいに膨らんで、自然と笑顔が溢れます。さつまいもの自然の甘みを子ども達に感じてもらえるよう、お芋をゆでた後は、砂糖は加えずに、牛乳だけでペースト状にしました。おいもが苦手だった子も、食感が変わると、お芋本来のおいしさに気づいたのか『おかわり!』と笑顔で食べる子もいました。
さつまいもの皮をむき、切ったりゆでたりして、どんどん形状が変化していく様子を見たり、包丁のリズミカルな音、お鍋のぐつぐつ煮える音、お芋やホットケーキのにおいや味を全身で感じる子ども達。クッキングには五感を刺激するようなわくわくがたくさん詰まっています。クッキングに興味を持った子は、もっとやりたい!と意欲が湧きたつ子もいました。
秋になると美味しいものがたくさん出てきます。そんな秋の味覚を全身で楽しめるような保育をまた取り入れていきたいと思います!