この日は10月の避難訓練がありました。ひがし保育園では、毎月、地震や火事、不審者対応など、テーマや訓練の想定を変更して避難訓練に取り組んでいるのですが、今回の訓練は、火事を想定し、実際に非常電話で消防署へ通報したり、消防車が保育園にやってきて、放水活動を見学したりしました。

間近で見るピカピカの消防車に、子ども達も思わず「うわ、でっかい!」と驚きの声が漏れていました。車から降りて、てきぱきとホースを伸ばして、放水の構えに入るかっこいい消防隊員に子ども達も目が釘付けです。

 

 

その後は、消防車の前で、消防隊員と一緒に記念写真をとりました。子ども達は、消防車が気になって、なかなか正面を向いてくれません。保育士たちはそれも想定内だったのか、どこからか、すずやタンバリン、ペープサートなど取り出してきて、子ども達が正面を向いてもらえるようカメラの後ろで全力で盛り上げます。そんな光景に、大変なお仕事でいつも緊張の毎日を送られている消防隊員の皆さんの顔にも笑顔がこぼれていました。

記念写真の後、幼児クラスは、ホールに移動し、消防隊員の講話を聴いたり、火事などの防災に関するビデオを観たりしました。火遊びの怖さ、火事が起きた時の避難の仕方など、ビデオを通じて学びました。

今回は、子ども達にとって、良い学びの場となりました。お忙しい中、子ども達のために、保育園まで出動してくださった消防隊員の皆様、本当にありがとうございました。今回の避難訓練を通じて、各ご家庭でも防災に関する話し合いのきっかけになればと思います。