この日は生活発表会のリハーサルがありました。発表会の演目は、日々の活動の中で歌っている歌や、慣れ親しんだ絵本から始まったごっこ遊びや劇遊びを取り入れているので、どのクラスも、のびのびと自然体でとても楽しそうです。
ひがし保育園で取り組んでいる『劇遊び』は、登場人物1人に対し1人の役という『劇』とは違い、登場人物1人に対し複数人が同時にその役になりきります。
子ども達がそれぞれに感じた登場人物の心情を、ぱっと言葉で表現してみると、とてもステキな台詞が生まれたりします。また遊びの中で子ども達が考えた面白い動きがそのまま劇遊びに取り入れられたりもします。大まかな劇の流れは決まっていますが、子ども達の発想によって面白いアイデアがどんどん生まれていき、それがひがし保育園らしい、いきいきとした劇遊びになっていきます。
5歳児クラスは保育園生活最後の発表会ということもあり、気合十分です。劇遊びが形になるまでには、楽しいことばかりだけではなく、思うようにできなかったりする場面もたくさんあり、子ども達はたくさん葛藤してきました。先生たちもそんな子ども達と真摯に向き合い、一緒にひとつひとつを乗り越えてきました。そんなステキな想い出がたくさんつまった珠玉の劇遊び。リハーサルの姿を見ているだけでも、子ども達が葛藤して乗り越えてきた姿が思い出され、こみあげてくるものがありました。
週末はいよいよ発表会です。保護者の皆様にも、普段と変わりない、ひがし保育園らしいありのままの子ども達の姿を見ていただければと思っています。お楽しみに!