新年が明け、この日より子ども達がぞくぞくと登園してきました。いつもより長いお休みだったので、子ども達は大丈夫かな?と心配していましたが、そんな心配を吹き飛ばすくらい、とびきりの笑顔で「せんせい、おはよう!」「あけましておめでとう!」という声が聞こえてきました。「はやく、ほいくえん いきたい!」「ほいくえん、まだ?」とお休みの間にお話していた子もいたようで、それだけ保育園が、子ども達にとって、身近で安心できる場になっていることに、新年早々にとても嬉しい気持ちになりました。

1月は『正月遊び』をテーマに、各クラスで面白い保育に取り組んでいました。こちらのクラスでは、柔らかい素材で羽子板を作り、羽の代わりに風船を用いて、羽子板遊びを楽しんでいました。長く遊べるように風船を吊るなど工夫すると。子ども達は大喜びで、風船を突いて遊んでいました。

また牛乳パックやペットボトルのキャップで手作りのコマを用意すると、指先を上手に使ってコマを回して楽しむ子もいましたよ。

5歳児クラスでは、絵筆やハサミ、のりなどを用いて正月の製作を楽しんでいました。手首をくねらせて、ヘビのように数字を描いたり、ハサミで折り紙を切って張り付けて完成させていました。中には小さいハートの形に切って可愛く飾り付ける子もいましたよ。

小さい頃から日常の中で、指先などを使う遊びを十分に楽しんで来た子ども達。いつの間にか、上手にハサミも使えるようになってきました。今年度も残り3か月となりましたが、こんな風に、子ども達にとって大きな成長の糧となる、日常の中の『遊び』を大切にしながら、子ども達と一緒に過ごしていきたいと思います。