季節はすっかり移り変わり、秋の風がとても心地よく感じます。「実りの秋」「食欲の秋」というように、旬な食べ物が増えてきて、とてもおいしく感じられる季節になりました。その一方で、食中毒やインフルエンザなどの感染症も増えてくる時期になってくるので、気を付けていきたいところです。そんな季節を、子ども達が、なんでも美味しく食べて、健康で元気よく過ごしていけるように、幼児クラスを対象に「手洗い指導」が行われました。
ひがし保育園には、ケガや病気のことなど何でも相談に乗ってくれる、保護者にとっても保育者にとっても、とても頼もしい看護師が在中しており、今回の「手洗い指導」も看護師が担当してくれました。「指導」といっても、教え込み型の指導ではなく、子ども達が興味を持って、「やってみたい!」と思えるような体験型の手洗い指導だったので、子ども達も興味深々です。子ども達は、「手洗いチェッカー」と呼ばれる、無色透明のジェルを手に塗り、一度、いつもと同じように手洗いをしました。
その手をブラックライトに当てると洗い残した部分が白く光り、きれいに洗ったと思っていた子ども達はびっくりです。いつもと同じ洗い方では充分に洗えていなかった事に気付いた子ども達は、どうやったらきれいに洗えるか手の洗い方を、天井に映し出された動画を見て、一生懸命学んでいました。
手の洗い方を学んだあと、実践としてもう一度手を洗います。今度は洗い残しのないように時間をかけて丁寧に洗っていました。
もう一度、ブラックライトに手を当てると、白く光っていた洗い残しが消えていて、自分できれいに洗えたことに大喜びの子ども達でした。
このように楽しく手の洗い方を学んだ子ども達。秋から冬にかけて「みかん狩り」や「秋の味覚祭」など美味しくて楽しい行事がたくさんあります。「手洗い指導」を通じて元気に参加してほしいと願っています。