この日、天気にも恵まれ、子ども達が楽しみにしていた生活発表会の本番がありました。
集合時間になり、嬉しそうな表情をした子ども達が続々と登園してきます。

2歳児クラスの子ども達は、初めての発表会ということもあり、いつもと違う雰囲気に、登園時は不安を感じる子もいました。しかし、先生達がそんな不安な気持ちも丸ごと受け止めていたので、本番では、子ども達も安心した表情で舞台に立っていました。子ども達の一挙一動が可愛さに溢れており、保護者の方からも笑いが聞こえてくるなど、温かい雰囲気の演目となりました。


3歳児クラスは、発表会の取り組みの中で、やりたい!頑張るそ!の気持ちと、恥ずかしい、大丈夫かな?の気持ちが入り乱れて、葛藤する子もいましたが、本番では、やっぱりかっこいいところを観てもらいたい!という気持ちが溢れてきたのか、どの子も活き活きと張り切る姿が見られました。

4歳児クラスは、リハーサルの時から元気いっぱいの姿でしたが、本番でもそのまま元気な姿が見られました。子ども達が大好きな祭りのシーンは特に熱がこもっており、本物のお祭りのような雰囲気でとても楽しそうでした。保護者の方から拍手をもらい、とても嬉しそうな表情の子ども達でした。


出番前の控室にいるぞう組の子ども達。担任から本番前の最後のメッセージを受け取り、気持ちもたかぶります。劇遊びの中では、物語の台詞のようでもあり、保護者に向けての言葉でもある場面があるのですが、子ども達が、本番で一生懸命に言葉を伝える姿に、保護者席の中からもすすり泣く声が聞こえてきて、胸に響くシーンとなりました。

最後の演目である和太鼓演奏では、リハーサルで、子ども達の太鼓の音に合わせていたキーボードの音量が、聞こえなくなるくらい、子ども達のバチを持つ手に力が入っており、発表会の最後を締めくくる大迫力の演奏となりました。演奏終了後に大きな拍手がホールに響いており、この保護者の皆様から頂いた大きな拍手が、子ども達の自信と笑顔につながり、大きく成長した姿を見ることが出来ました。
このように、今年度の生活発表会も、無事終えることが出来、とてもステキな発表会となりました。これもひとえに、保護者の皆様の温かい見守りと応援あってのことです。本当にありがとうございました。