

この日は、七夕会がありました。織姫と彦星の願いが天に届いたのか、先日までの雨がぴたっとやんで、晴れ間も見える、とてもさわやかな日となりました。


廊下には、子ども達が作った笹飾りや短冊が飾られており、気分を盛り上げます。

ホールに集まり、これから何が始まるか、わくわくしている子ども達。司会の先生が、この日の為に、特別ゲストを呼んでいる事を子ども達に伝えます。『おりひめちゃうかな?』子ども達の期待は高まりますが、特別ゲストは『天の神様』だと司会の先生が説明します。それを聞いて、子ども達の中には、まったく想像がつかない子もおり、微妙な空気が漂います。

『チリーン、チリーン』と鐘の音が鳴ると、白くて長い髭を生やした『天の神様』が姿を現しました。無言で厳かに登場してきた姿に、子ども達は、一体どんな人物なのかドキドキです。ところが、話し始めるととても陽気な神様で、子ども達は一安心。天からやってきたことを聞いて、『宇宙人や!』と叫ぶ子もおれば、子ども達がよく知っている先生に似ているのか、『あ!〇〇先生や!』と正体を探ろうとする子もいました。

そんな楽しい雰囲気の中、天の神様と一緒に、みんなで『きらきらぼし』や『七夕のうた』を歌ったり、天の神様に、質問したりしました。
『なんで、ここがわかったの?』
『お空から、よく見えるんじゃ』
『なんで来たの?』
『みんなに会いたかったからじゃ』
先生からも質問が出ます。
『なんで七夕の日に、笹に飾るのですか?』
『なるほど、それはとても良い質問じゃ』

と言って、天の神様が取り出してきたのは、紙芝居でした。みんなによく見えるようにと、プロジェクターを使ってスクリーンに紙芝居を大きく映し出します。生配信をしていると思ったのか『ユーチューバーや!』とつぶやく子もいました。七夕の由来や、なぜ願い事を書いたり、飾ったりするのか、紙芝居を通して語りかける天の神様。この時ばかりは、子ども達も静かに聞き入っていました。紙芝居も終わり、天の神様もそろそろ帰る時間になりました。

天の神様からサプライズがあり、神様の力でホール全体がキラキラ輝く天の川になりました。子ども達からは『うわー』と感嘆の声が聞こえてきました。

最後には、天の神様と一緒に記念写真も撮って、楽しい七夕会が終わりました。