こんにちは!ひがし保育園です。

今回のブログでは、子どものことを「ほめる時のポイント」をいくつかお伝えしたいと思います。

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1.私メッセージでほめる

私メッセージとは、簡単にご説明すると「私がこう思っている」と相手に伝えることを言います。

例えば、「○○ちゃんがいつも挨拶してくれるのが『私は』とっても嬉しい」…このように相手に対して「私」の目線で伝える方法です。

言葉の奥に「ありがとう」のメッセージが含まれているような気がして、相手も嬉しくなるのかもしれません。

逆に、あなたメッセージの場合では「いつも挨拶するのはいいことだよ」…など、上から目線だと感じさせてしまうこともあります。

2.具体的にほめる

子ども自身が考えて行動にうつしたこと、何かを頑張っているプロセスなどを具体的にほめられると「見ていてくれている!」と安心できます。

3.子どもが意識していない時にほめる

子ども自身がほめられることを意識していない場合でも、「○○ちゃん、今◆◆ちゃんのこと応援してたね~ 優しいところあるんだね!」なんて言われると、

自分の「良いところ」に気がつき、自己肯定感が高まります。

逆に、あまり「おすすめしないほめ方」もご紹介します。

1.大人の言うことをきいたことをほめる

一概に、大人の言うことをきくことが悪いわけではありませんが、善悪の判断する時や、自分の行動を選択する際に、自分の道徳心や状況よりも人の目線を気にするようになるかもしれません。

2.結果だけをほめる

「~できなければならない」など、結果がでない時に自分を責めてしまうようになることがあります。できるだけ、頑張っている課程や努力している心を認めてくださいね。

3.褒美を与える

意外かもしれませんが、ほめることと褒美をいっしょに提示することは良い方法とは言えません。

いろいろ研究結果を客観的事実としてお知らせしたいところですが、今回は理由だけお伝えしますと、「自分で努力しなくなる」からです。

ほかにもいろいろな「ほめ方」はありますが、結論として私が思うのは、

子どものことをコントロールしようとせず、心から存在を認め、大好きだよ、頑張ったね、嬉しいよ…

そんな気持ちを込めて「ほめる」と、どんなに表現が下手でも、子どもの心にしっかりと伝わるのかもしれません。