こんにちは、ひがし保育園です。今回は、意外と知らない?!「大人」と「子ども」のちがいについて皆さまにお伝えしたいと思います。

知っているか知らないかで、子どもへの要求度が変わってきますので、ぜひご覧くださいね。

大人は人の気持ちを察したり、共感したりすることができますが、

子どもは6歳くらいまでは、共感力はそれほど発達しておらず、自分が中心なのです。

大人は、過去の出来事や未来を予想しながら行動できますが、

子どもは「今」しか認識できていません。予想して行動できるのは3歳くらいからだと言われています。(さらに個人差もあります。)忙しい朝の時間に、子どもが玩具を広げて遊びだすのは、先のことを予想できないからです。

大人は、相手を見て大体の年齢を予想します。「あ、この人○○歳くらいだな」と…。

子どもが年齢を予想する手がかりにするのは、背の高さだったりします。

大人は論理的に考えることができます。たとえば全く同じ体積の水を、コップや他の容器に移しても体積は変わらないことを理解できますが、

子どもは、「なんか増えたような気がする!こっちの方が多いね!」と誤認してしまいます。

大人は「昨日こんなことがあって…」、「明日のことなんだけどさ…」などの過去や未来の話ができますが、

子どもは時間の概念をまだ理解できていないので、3ヶ月くらい前のことを「昨日○○行ったの!」などとお話することもあります。

大人は「あれ誰だっけ?顔は浮かんできてるんだけど、名前が…」と思いだせないこともありますが、

子どもは何でもよく覚えています。これは脳神経の数が大人と比較にならないほど多いからです。「うちの子って天才!」というより、「子どもって天才」なのかもしれません。

とはいえ、自己中心的な時期なので都合の悪いことや、興味のないことは覚えようとしないこともあります。「前にもいったでしょ?!」は「え?聞いてないよ~」となってしまうのです。(笑)

ほかにもいろいろな違いがあり、子どもの感覚と大人の感覚は全く別物だと認識する方が、良い意味であきらめがついて「ま、いいか」という考えになるかもしれませんね。