こんにちは、ひがし保育園です。4歳児のダンスが可愛くて、見ていると幸せな気持ちになります♪
「学ぶ」の語源は「まねぶ」といい、「学びは真似すること」がもとになっています。
特に子どもの時期は、常に周りにある情報を吸収し、真似ることによって学習しています。
言葉や生活習慣も大人の真似をすることによって獲得し、ままごと遊びなども、「模倣遊び」と呼ばれ、子どもは大人の真似を楽しんでいます。
つまり、子どもにとっては自分の周りにあること全てが「教科書」のようなものであり、身近な大人を参考にしているということです。
子育てがうまくいかない時に、子どものことを怒鳴ったりすると、たとえそれが子どものためだとしても、「あ、こんな時は怒るんだ…うんうん真似しよう」となってしまう可能性が高まり、
そうなると、悪循環になってしまい、子どもも、うまくいかない時は癇癪を起こしたり、「感情的になる」という方法を選ぶようになってしまいます。
それでも、やはり私たちも人間なので、いつでも優しく…というわけにはいきませんよね。「わかっているけど…」などと、怒ってから後悔してしまうのは誰でも経験することです。
しかし、子どもに向けられた怒りの感情については、「わかっている」だけでは同じことを繰り返してしまいます。
そのため、「怒り」が生じる要素を自分なりに考えてみることをおすすめします。
怒るのは「いうことを聞かせるため」→「怒っていることを伝えるため」→「いい加減にして欲しい」→「○○して欲しい、○○して欲しくない」
→「子どもの将来が心配、不安」→「わかって欲しい」→「理解してもらえなくて困る」→「悲しい、悔しい」→「子どものことが大切だから守りたい」
実は、心の中でこんな気持ちが隠れているのかもしれません。
「怒る」はわかりやすくて、子どもに気づかせる簡単な方法かもしれませんが、子どもの学びを考えると、
「ママこまっちゃった。だって○○ちゃんがわかってくれなくて悲しいから。でも○○ちゃんが大切だからどうしても気持ちがモヤモヤしてしまうんだ…」
こんな風に、「素直に伝える」という方法もあることを、お子さんに示してあげてくださいね。また、どうしてもうまくいかなければ、「誰かを頼る」ことも大切です。