こんにちは、ひがし保育園です。今日は3歳児が近隣にある公園へ散歩に来ました。天気も良くてみんな気持ちよさそうに遊んでいます!
保育園にはない遊具で遊ぶことを楽しんでいる子もいれば、落ち葉や虫を発見して喜んでいる子もいます。
自然の木々に囲まれた公園… 優しい太陽の日差し… その中で「やりたいようにしている子どもの姿」を眺めていると、不思議と私も嬉しく感じます。
自分で考えて試してみたり、やってみようと決めて自ら行動できることを「自己決定感」といい、幸福度に関わる非常に重要な心のスキルです。
この「自己決定感」が低くなると、何をするにも「自信」がもてず、大人の顔色を過度に気にするようになってしまいます。
大人で「自己決定感」が低い方の場合、やたらと上司に確認する人や、相手に対して責任を追及したりする傾向が見られます。
お子さんが将来自分らしく生き、自分が満足できる幸福な人生を選べるようになるには「自己決定感」を育むことが大切です。
子どもの「自己決定感」を育むには、好きなように遊べる時間や環境を充分に与えたり、「自分で決める」ことを認め、失敗も経験させてあげてくださいね。
「自由にさせる…そんな心の余裕をもてないかも」 「失敗して悲しい気持ちになってほしくない」
そう思ってしまうあなたは、もしかしたら 「○○でなければいけない」「失敗してはいけない」などと自分に厳しすぎて「自己決定感」が低くなっているのかもしれませんよ~。
コーネル大学の研究によると、「人が死ぬ前に後悔すること」は「自分らしく生きることができなかったこと」だと示されています。
ですので、みなさん自身が誰に何と言われようと「私はこれでいいのだ」 だれかに批判されようと「自分らしく生きる」ことを自己決定できると、
子どもの「自分で決めたい気持ち」をもっと優しく受容できるかもしれません。