こんにちは、ひがし保育園です。ウォートン大学のアダム・グラント教授は組織心理学を研究する中で、人のタイプを次の3つに分けて、誰が最も人生において成功するか研究しました。

ギバー(人に惜しみなく与える人)
テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
マッチャー(損得のバランスを考える人)

さて、皆さんはどのタイプが一番成功すると思いますか?

実は、ギバー(与える人)はテイカー(利益優先する人)やマッチャー(損得勘定の人)に比べて、平均収入が低く、犯罪に巻き込まれたり、マイナスな経験をすることが多いことがわかりました。

ギバーのような「いい人」は損をすることが多いという現実的な結果が示されましたが、実はこの研究にはまだ秘密があり…

意外にも、最も大成功するのもギバーだと言われています。「正直者がバカをみる」なんて言葉があり、真面目で正直に生きている人ほど損をすることもありますが、

ギバーの中でも、他者だけでなく「自分自身も大切にする」ことができる人は幸福度が高く、経済的にも成功をしている人が沢山いるようです。

つまり、自分の利益を受け取ることだけを考える人や、打算的な人よりも、やはり人(自分も)を大切にできる人は神さまに好かれているのかもしれませんね。

先日、ある保護者の方から嬉しい報告をお聞きしました。これまでいろいろ大変な思いを経験されながらも、お子さんのことやご家族のことを大切にされてきたその方から

「先生…こんなことがあってね~」と幸せな話をお聞きすると、やはりギバーは、いろいろあっても大丈夫…そう思いました。