こんにちは、ひがし保育園です。人は、ネガティブな出来事は数十年経っても忘れませんが、幸せなことや嬉しかったことは、すぐに忘れてしまいます。
危険な動物が潜んでいないかどうか、食べても安全かどうか、部族内での裏切りや争いなど…
微妙な変化に気づき、安心・安全に生きるために、私たちの脳には原始時代から変わらず、ネガティブなことに注意を払うシステムが残っています。
ところが、現代社会は生活に必要な情報が簡単に手に入る反面、そのような脳のシステムが過剰に反応してしまいますので、「幸せなこと」や「嬉しいこと」に気がつかない場合が多いのかもしれません。
家族が心配してくれること、大切に想ってくれていること、あるがままの自分を受け容れてくれること
美味しいご飯が食べられること、あたたかい布団で眠れること
「ママ（パパ）～おかえり！」って言ってくれること、そんな可愛い子どもが、自分を好きでいてくれること
保育という仕事をこえて、絆が深まり、子どもたちの幸せを心から願うこと
あたりまえの日常は、「本当は幸せで、嬉しいこと」だと…
人生の節目にあるイベントは、このようなことを思い出し、感謝するためにあるのかもしれません。