2月も半ばに差し掛かり、梅の花が蕾から可憐な花を咲かせるようになり、園庭で、上着を脱いで遊ぶ子もいるほど、暖かい日が多くなってきました。そんな春を感じるこの日、特別メニューとして、おやつに「いちご」が登場しました。

給食室でヘタをカットしてもらう前に、子ども達にたくさんのいちごを紹介しました。部屋にいちごが運ばれた瞬間『うわー!めっちゃいいにおい!』部屋中にいちごのみずみずしい香りが漂います。

このいちごは、貝塚市内のいちご農園で購入しました。「さつまおとめ」「かおりのちゃん」「スターナイト」という3種類のいちごがあり、どれも大きな粒がきれいに揃っており、はじけんばかりの輝きを放っています。事前にいちごに関する絵本やお話を聞いていたので、子ども達も興味津々です。おやつの時間までお預けで、給食室に運ばれていくいちごを名残りおしそうに見つめる子ども達でした。

あっという間に時間は過ぎて、お昼寝から起きる時間になりました。丁寧にヘタがカットされたいちごが再び部屋に登場し、先ほどのみずみずしい香りが、今度は濃厚な甘い香りに変化しており、部屋中に漂います。いちごを楽しみにしていたのもあって、いちごの香りに誘われてスッと起きる子もいました。

甘い香りに、まだかまだかと待ちきれない子ども達。いただきますの挨拶の後、早速、いちごにかぶりついていました。「おいしい!」「めっちゃ甘い!」「家のいちごと違う!」いろいろなところで、驚きと喜びの声が溢れかえります。

いちごの話をよく聞いていた5歳児クラスの子ども達の中には、いちごをかじった後の断面を見て、「ここから白くなってる!」と、いちごの赤身と白身を観察しながら味わう子もいました。いちごが苦手と話していた子や、普段は少食気味な子も、今回のいちごは、格別だったのか、ペロリと完食する姿も見られました。

泉州は、海や山に囲まれ、海の幸、山の幸など食材の宝庫です。まだまだ美味しいものがたくさんあり、旬の味覚を1年中楽しむことが出来ます。地産地消という言葉がありますが、この地域に住む子ども達に、この地域にある美味しいものを、食育の一環として、今後も伝えていきたいと思います。