1か月ほど前の事、4歳児クラスの部屋では、前回のテントウムシに続き、今度はアゲハチョウの幼虫を2匹、先生が捕まえてきたようで、子ども達と一緒に観察しながら飼育していました。子ども達が大好きなはらぺこあおむしのように、みかんの葉っぱをたくさん食べて、まるまると太っており、大きな幼虫にびっくりです。このアゲハチョウの幼虫も、近日中にサナギになるかもしれず、子ども達はまだかまだかと、観察する毎日を過ごしていました。

数日たったある日、ふと虫かごの中を見て見ると、2匹の幼虫の内1匹は完全なサナギになっており、もう1匹は、ちょうど、幼虫からサナギに変身している途中なのか、頭はまだ幼虫の姿をしているのに、体から糸を出して、虫かごの天井にくっつき、ぶら下がっている状態でした。

しかも、しっぽの方はサナギのように尖っており、こんな風にサナギに変身していくのかと初めて見る姿に驚きでした。

2匹とも無事、サナギになってから、10日ほどたったある日、子ども達が鍵盤ハーモニカの活動をしている時に、きれいな若草色をしていたサナギが、茶色く変色しており、よく見れば、アゲハチョウの羽の模様が見られました。それから少し経つと、背中が割れて半分ほどアゲハチョウが体を出しており、ちょうど羽化する瞬間を見ることが出来ました。

少しずつ羽もきれいに広がり、飛び立つ練習をしているかのように、パタパタさせていました。夕方、子ども達の降園時間になると、アゲハチョウを外に逃がしてあげることにしました。子ども達は名残惜しそうにしていましたが、一度元気に飛び出して行ったアゲハチョウが、子ども達にお別れを言うかのように、またふーっと戻ってきました。再び、空高く飛んで行くアゲハチョウに大きく手を振る子ども達。

 

生命の神秘さを目の当たりにし、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。

 

ここ最近は、熱中症指数が高く、園庭遊びが出来ない日が続いていますが、玄関に並べられているニチニチソウは、朝夕水やりをしているので、きれいに花を咲かせています。4歳児クラスの子ども達が植えたふうせんかずらも、可愛らしい風船の実を付けていました。虫と接する機会が減っていますが、ニチニチソウやふうせんかずらに、またいろいろな虫が集まってくることを願います。