こんにちは、ひがし保育園です。昔から「言葉」が現実を引き寄せることを「言霊」といい、“言葉には魂が宿っている”などと聞いたことはありませんか?

はっきりと科学的根拠は示されていませんが、有名な起業家やスポーツ界の有名人、あるいは成功者と言われる人は、普段から「言葉」を大切にする方が多いようです。

「批判的な言葉」や「悪口」は、相手に向けられた「言葉」ですが、実は脳は 相手に向けた言葉と、自分に向けた言葉を” 区別できないため、

批判や悪口は、無意識に自分の心を傷つけてしまうということは、脳科学では常識です。

また、たとえば「あなたは○○ができない子だ」、「いつも私の言うことを聞かない子」だと叱ると、本心ではそうなって欲しくないと望んでいますが、

子どもは無意識に自分に対してレッテルを張ってしまい、「○○ができない子」「いうことを聞かない子」として振舞うようになります。

毎日鏡に映る自分に対して「お前は誰だ?」と問いかけると、本当に自分が誰だかわからなくなるという怖い実験結果があるように、

私たちの何気ない言葉は、子どもに「暗示」のように影響する場合もあります。

ですので、脳科学的にも「言葉」がそのような影響を及ぼすのなら、私はできるだけポジティブな言葉を使うことをお勧めします。

「それはわかるけど、急にそんなポジティブな言葉を使うと、なんか嘘ついているような気がするんだけど…」などと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、「だんだん良くなってる!」「少しずつできるようになってきたね!」現在進行形で表現したり、「やればできる子だよ!」「キミは頑張り屋さんだよね」と未来形を使ってみてくださいね。

子どもの変化が見られるだけでなく、自分自身も安心できるようになるかもしれませんよ~