こんにちは、ひがし保育園です。保育の専門学校から実習生が学びに来てくれています。優しいお兄ちゃん先生に甘えて嬉しそうな子どもたちです! 実は、今回の実習生はひがし保育園の卒園生で、私が2歳児~5歳児まで担任させていただきました。

これまで何百人もお子さんを見てきましたが、誰よりも優しくて、人を安心させる包容力をもっているのは彼だな!と確信をもって言えます。3歳児にもそれが伝わっているのか、早くも園児に囲まれて、抱っこを求められていました。

パーソナリティ(人の個性や人柄)について、「こういう人はこんな性格である」という研究はたくさんありますが、どれも信頼性と妥当性は十分ではありません。

手相占いや四柱推命なども、パーソナリティを診断するには不十分であり、血液型をパーソナリティに当てはめたりするのは、日本人だけだといいます。

私たちは職業柄、カッコつけたり、人の目を気にしたりしない「ありのままの自分」を表現している乳幼時期に関わることができますので、何となくそれぞれの生まれ持った気質や性格を「個性」として感じています。

普通、人は7歳くらいまでは「自己中心的思考」にあり、「わがまま」「自分勝手」などの自己中は子どもにとって自然な姿です。

しかし、まれに幼い頃から共感性が高い子もいて、人の悲しい気持ちや、辛い気持ちを自分のことのように感じる子もいます

いろいろ苦労することもありますが、共感性の高さは優しい気持ちも育まれますので、やがては実習生の彼のように、素敵な青年に成長するものだと…私は思います!