こんにちは、ひがし保育園です。保護者の方から、「うちの子はまだオムツを履いてるんです!ほかの子はもうパンツで過ごしているの…」「言葉がまだ不明瞭なのが気になります。何か練習が必要ですか?」
このような、お子さんの「~できないこと」について、ご相談やご質問を受けることが時々あります。
ほかのお子さんと比べたり、インターネットで調べたりすることも、誰でも一度は経験することです。
心配が膨らみ過ぎて「小学校でちゃんと勉強できるかどうか?」「将来、自立できるかどうか?」
このように、かなり先のことや、極端な未来を想像をしてしまうことってありませんか?
親なら誰でも、子どもの将来は心配になるものです。ただし、その心配が的中するかどうかは誰にも分かりません。
「心配事の9割は起こらない」といいますが、実際にペンシルベニア大学による研究では、『心配事の91.4%は起こらなかった。さらに、起こったとしても30.1%が思っていた程ではなかった』と具体的な数字で示されています。
私も、これまで多くのお子さんを見てきた中で、「(保護者の)皆さんの心配事の9割は起こっていないのでは?!」と感じています。
なぜなら、「大丈夫かな…」と私たちが心配していた子が、小学校の参観で様子を見に行くと、活き活きと過ごしていたり、志望校に合格したり、夢を叶えたりする姿を実際に拝見させていただいているからです。
今の姿が一生つづくことはありません。子どもの成長も可能性も未知数です。
子どものことを心配過ぎていると気づいたら、お子さんの素晴らしい点に目を向けたり、「9割起こらない」と考えることも有効かもしれません。