こんにちは、ひがし保育園です。誰でもの自分の感情をコントロールすることは難しくて、以前、こちらのブログ→怒りのコントロール方法で子育てのアンガーマネジメントをいくつかご紹介しました。
その中で、妄想や思い込みなどの「認知のゆがみ」を改善することをお伝えしましたが、今回は少し具体的な方法をご紹介しますので、ご興味のある方は、ぜひご覧くださいね~
認知というのは、ものごとの「解釈」「信念」「本人の思い込み」などを指します。
ヒトの脳は基本的にさぼり屋さんなので、ふつうに生きている場合「自分の考え方って○○だよな~」なんて気にすることはないかもしれません。
ですので、認知を改善するには、無意識に浮かぶ自分の考え方を知ることがカギになるのです。
方法は以下の内容を紙やノート、またはスマホのメモアプリなどを利用して書いてみることです。
① なにが起こったのか? → 「挨拶してくれなかった」
② どんなことを考えた? → 「無視された? 私って嫌われてる? なにかした?」
③ 感情や気分 → 「悲しい60パーセント、怒り40パーセント」
④ 身体反応 → 「胸が締めつけられたように呼吸が苦しくなった」
⑤ ほかに考えられる可能性は? →「気がつかなかったのかも」「考えごとをしていたのかな?」
⑥ 今の気持ちは? → 「自分も気がつかないこともあるし、体調が悪かったら明るく挨拶できないこともあるよね」「あとで話しかけてみようかな?」
このワークは、自分の認知に気づくことがポイントです。即効性はないかもしれませんが、ちゃんと効果が証明されている方法を、私なりに簡単にアレンジしています。
忙しかったり、考えが浮かばなければ、「いま、どんなこと考えてる?」「なんでそう思ったの?」と自問自答してみるだけでも効果はありますので、
子育てに限らず、認知の改善に役立ててみてくださいね~。