運動会を2日後に控え、この日はリハーサルがありました。どのクラスも本番直前ということもあり、気合十分です。
オープニングを飾るのは2歳児クラスと3歳児クラスがペアになって、一緒にかわいく踊ります。幼児クラスとしては一番年下の3歳児も2歳児の子ども達と手をつなぐと、自然と気遣うように優しく歩いていました。そんなところも見どころの1つです。
4歳児と5歳児は、とび箱にもチャレンジします。毎週月曜日に体育指導があり、手の力、ジャンプ力など、とび箱や鉄棒につながる運動にコツコツと取り組んできました。はじめは自分の腰よりも高いとび箱を前に躊躇していた子も、体育指導の講師や担任の励まし、友達の応援もあり、いつの間にか、勢いよく飛べるようになってきました。その集大成となる運動会で、子ども達の雄姿を見ていただければと思います。
運動会はどのクラスも目玉演技ですが、特に5歳児クラスの組体操は、保育園での最後の運動会ということもあり、注目すべき一番の目玉演技となっています。組体操は2人組~少人数~大人数と人数が増えていくほど難易度も上がり、自分の力だけでなく、相手の力も感じ取り、きれいな形でバランスを取ります。少しでも自分の力や相手の力が強くなってしまうとバランスが取れず、形が崩れてしまいます。それがクラス全員での組体操となると、クラス全員の力を感じ取り、クラス全員とバランスをとっていく必要があります。5歳児クラスの組体操のテーマである『みんなのちからで繋ぐ架け橋』。そのテーマのように、5歳児クラス全員で力を合わせて作る1本橋の組体操はとても感動します。
そんな準備万端、やる気満々の子ども達。何も心配することはないのですが、運動会当日の天気だけが心配です。天気予報では昼から雨の傘マークがついていますが、子ども達が運動会の成功を願って、てるてる坊主を作ってくれました。子ども達の純真な願い、どうぞ天の神様に届きますように!