11月に入り、今まで半袖で元気いっぱいだった子も、長袖を着るようになり、公園の木々の葉っぱも、赤や黄色に衣替えし、すっかり秋らしい季節になってきました。

ひがし保育園では、11月に入ってもたくさんの行事があります。

この日は、近隣施設の老人センターから、おじいちゃんおばあちゃんが、お手玉やおはじきなど、子ども達が普段あまり目にする機会がないような昔の玩具をもって、遊びに来てくださいました。子ども達も見ただけでは、どうやって遊ぶのか分からない玩具も、おじいちゃん、おばあちゃんが遊び方を丁寧に教えてくださり、興味津々でした。アナログな玩具なほど、1つで様々な遊びが出来たり、コツをつかむまで何回も遊び続けることで、その玩具が持つ面白さが深まっていきます。今の時代に、そんな楽しい玩具があることをおじいちゃんおばあちゃんを通じて気づかせてもらい、とてもステキな交流会となりました。

子ども達のために、時間を割いて貴重な体験をさせていただいた老人センターの皆様、本当にありがとうございました。

 

また、この日は、地震を想定した避難訓練を行いました。南海トラフ大地震の緊張も高まりつつある中、子ども達がより安全に避難するために、防災頭巾を用いた訓練も始めました。幼児クラスは自分で防災頭巾を着用するところからが訓練ですが、初めて被る防災頭巾も子ども達は保育者の話をよく聞いて、素早く着用していました。

ひがし保育園では、毎月、火事や地震・津波、不審者など、想定を変えて避難訓練に取り組んでいます。普段は元気いっぱいの子ども達ですが、避難訓練の放送が流れると、さっと気持ちを切り替えて、静かに保育者の話を聞けるようになっています。毎月の訓練の賜物です。

 

この避難訓練を機に、各ご家庭でも、非常時の備えや約束など、子ども達とぜひ話し合ってみてください。