こんにちは、ひがし保育園です。「自己効力感」とは、何らかの目標を「自分は達成するための能力や可能性をもっている」と認識している状態をさします。簡単にいうと「私はやればできる!」と思えることです。
自己効力感が高い人の特徴は、①根拠のない自信をもっている ②ストレスに強い ③積極的にチャレンジする ④立ち直りが早い ⑤コミュ力が高い
このような点が見られ、充実した人生を送ることができるようになります。
OECD「教育とスキルの未来:Education 2030」)の中でも、自己効力感はこれからの社会で獲得するべきに力として提示されています。
自己効力感を高める方法はいくつかありますが、乳幼児期の子どもにとっておすすめは「小さな成功体験を重ねる」ことです。
簡単なことでも「できた!」という喜びは、ドーパミンという報酬系ホルモンが分泌され、次も同じような体験を得ようと自ら行動できるようになってきます。
逆に「学習性無力感」は、「何をやっても自分はできない」と思い込んでしまう心理状態をいいます。サーカスの象が簡単な鎖から逃げようとしないのは、子どもの頃から「自分はできない」と思い込んできたからだと言われます。
子どもの未来を心配するあまり「○○できないとダメ」という意識が、子どもに影響をあたえてしまうこともありますので、
できるだけ「ほめたり」「認めたり」「励ましたり」して、お子さんの「自己効力感」を高めてくださいね。
「わたしの自己効力感が低い」そんな風に感じる方もいるかもしれませんが…
仕事を頑張っていること、ちゃんと子育てしていること、家族のことを想っていること…これらのことは誰でもできることではありませんし、もっと自信をもっていいこと! 私はそう思っています。