ひがし保育園では、毎月、『火災』『地震』『不審者』など想定を変えながら避難訓練を実施しています。4月・5月は新入児の子どもも多いため、新しい保育園での生活で不安にならないように、まずはお部屋の中で避難するなど避難訓練の中でも子どもたちに配慮しながら行っています。保育園生活に慣れ始めた6月頃より、園庭やとなりの公園に避難するなど、徐々に訓練の規模を大きくしていきます。

今日が避難訓練とは知らずに、機嫌よく遊んでいる子ども達。

 

緊急放送が園庭に流れます。いつもは賑やかに遊んでいる子ども達も、この時ばかりは、静かになり、緊急放送の内容に耳を傾けます。

そして、保育者の声かけにさっと反応して、気持ちを切り替えて、担任の元に集まります。

 

担任も、即座に人数点呼します。今回は『火災』を想定した訓練です。5歳児にもなると、緊急放送の内容をよく聞いていた子どもは、実際に煙が出ていなくても『火災』=煙と、見通しをもつことができており、手や持っているハンカチで煙を吸わないように口元を抑えます。小学校にも行っていない小さな子どもが、避難訓練では、気持ちを切り替え、自分で考えたり、統率のとれた避難行動をとる。まさに毎月の訓練のたまものです。

 

 

今回は『火災』を想定した訓練なので、火元から離れるため、幼児クラスはさらに隣の公園まで避難します。そこでも安全確認の為、再度人数点呼をします。その場で、避難訓練の際に大事な『お・は・し・も』の話をします。静かに話を聞くことが出来ていました。みんなすごいです!!

 

訓練終了後は、公園に来たついでに、きれいに咲いているアジサイも見て帰ることにしました。この時は5歳児が3歳児の子ども達と手をつないで一緒に歩いてくれました。ここでも5歳児が道路側になるよう手をつないでくれており3歳児の子が急に道路に飛び出したりしないように見守りながら安全に保育園まで帰ってくれました。

優しさに溢れています! 5歳児クラスのみんな、本当にありがとう!!