2日間にわたって、夏まつりごっこが開催されました。「夏まつり」ではなく「夏まつりごっこ」。夏まつりをテーマにした、子ども達による、子ども達のためのごっこ遊びです。幼児クラスの子ども達は、それまでに、たこ焼きやお好み焼きなど、夏まつりの屋台を自分たちで準備し、どのお店屋さんになるか話し合ったりして、この日を迎えました。

廊下には、自分たちで作った提灯を飾り、夏まつりの雰囲気を盛り上げます。乳児クラスの先生たちも、いろいろなキャラクターの提灯を作ってさらに楽しい雰囲気にしてくれました。1つの行事をみんな一丸となって盛り上げる。とても素敵な保育園です。

5歳児の子ども達は、交代で、乳児クラスの子ども達と一緒に屋台をまわってくれました。小さい子どもの歩幅に合わせて自分の少し前かがみになりながら歩く姿は、とても微笑ましかったです。小さい子のことを考えて、どういう歩き方をしたらいいか、どう話しかけたらいいか、5歳児の子ども達が一生懸命考える。異年齢の子ども達が交流することに大きな意義があり、とても素敵な瞬間でした。

あれれ? お姉ちゃんやお兄ちゃんに混ざって、小さいクラスの子どもも一緒に「いらっしゃいませ~」 そんな状況をどの子もすぐに受け止め、自分も使いたいであろう、お店の道具を優しく貸してあげていました。とても嬉しそうです。この子も来年は幼児クラスです。こんな風に、お姉ちゃんやお兄ちゃんに優しくしてもらった経験が原体験となり、自分が大きくなった時、思いやりのある優しい子に育っていくことでしょう。

夏まつりも無事終わり、お土産にヨーヨーや保護者会からのお土産ももらってニッコリ。

幼児クラスのみんな、夏の楽しい思い出がまた1つ増えました!

本当に、本当に、ありがとう!