この日は、節分会がありました。乳児クラスの子ども達は、いくら顔見知りの保育士がオニになっても、やっぱり怖がって泣いてしまいます。そこで5歳児クラスの子ども達が自分で作ったオニのお面を被り、可愛いオニとなって、乳児クラスの豆まきに参加します。
大豆は誤飲につながる恐れもあるため、ひがし保育園で豆まきに使う豆は新聞紙を丸めて作りました。5歳児クラスの子ども達は、当たっても痛くはないのですが、オニになりきって痛がる真似をしたりと、乳児クラスの豆まきを盛り上げてくれました。乳児クラスの子ども達は安心した表情で、豆まきを楽しんでいました。
幼児クラスはホールに集まって、みんなで豆まきの歌を歌ったり、節分の由来をクイズ形式で学んだりしていました。地域によっては大豆ではなく落花生で豆まきをするところもあるようで、実際に落花生を紹介すると「知ってる!」という声も聞こえてきました。この落花生は株式会社YUTAKA代表取締役 今井豊様からのご寄付です。ありがとうございました。
また、オニが苦手な大豆は、子ども達が大好きな「きなこ」になることも伝えると、子ども達は興味深々。そこで、すり鉢を持ってきて、実際に大豆をすりつぶしてみました。ほんのりきなこの香りが漂ってきて、子ども達から驚きの声があがりました。
こんなふうに節分会を楽しんでいると、どこからかドンドンドン…太鼓の音が鳴り響き…、舞台から赤オニと青オニが登場してきました。子ども達は泣くどころか大盛り上がり!オニをやっつける為、必死で新聞豆を投げつけます。最後は、落花生をまとめて作った特大豆でとどめの一撃。オニ達を退散させることができ、子ども達も大喜びでした。
反省し仲良くなったオニと一緒に記念写真を撮ったり、給食には、オニが苦手なイワシを使ったさつま揚げも出てきて、今年の節分会は、五感で味わう、賑やかでとても楽しい節分会となりました。