節分を過ぎれば「立春」。春の始まりと言われていますが、寒波が到来する日もあり、まだまだ寒い日が続きます。子ども達は、そんな寒さを吹き飛ばすくらい元気で、園庭から賑やかな声が聞こえてきます。
この日は、火災を想定した避難訓練がありました。先生たちの避難指示に従い、避難することができていました。ひがし保育園では、毎月、地震や不審者などの想定も取り入れた避難訓練に取り組んでおり、その成果もあり、幼児クラスの子ども達は落ち着いて行動することができ、乳児クラスの子ども達も泣いたりすることなく参加していました。これって実はすごいことなのです。訓練も終わり、ほっと一安心で、そのまま散歩を楽しむクラスもありました。
この日は、今年最強の寒波が到来し、天気予報でも珍しく雪マークがついていました。お昼頃に急に雪が降り始め、園庭にも少し雪が積もり始めていました。その様子に気づいた子ども達はテラスに出て大喜びです。はじめて雪を見た子もいたのか、手を伸ばして雪をつかもうとしたり、服に舞い降りた雪をじーっと観察する子もいましたよ。中には口を大きく開けて、雪を食べようとする子もおり、お空からの特別なプレゼントに思い思いに楽しむ姿が見られました。
この日は4歳児クラスで、クッキングがありました。いつもはおやつを作ったりすることが多いクッキングですが、今回は自分達で給食に食べるお味噌汁を作りました。大根や人参を食べやすい大きさに切ったり、豆腐やうすあげも切ってお鍋に入れました。給食の時間にもなると、お鍋からとてもいい匂いがあふれだし、お部屋に充満していました。いただきます!と言った後、早速、お味噌汁に手を伸ばす子が多く、自分たちで切った野菜の食感をゆっくり味わう姿が見られました。
園庭には、4歳児が植えたチューリップの球根からちょっぴり芽が出てきました。少しずつ春の足音が聞こえてきています。今年度も残り2か月を切りましたが、子ども達と一緒に充実した時間をたくさん過ごしていきたいと思います。